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矢張り貿易上の破綻による国家破産が襲来するのでしょうか

 投稿者:香山佳子  投稿日:2003年10月 4日(土)00時47分35秒
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   不動明王さんが指摘するように、景気回復は持続する可能性は高くないように思います。そして円高が長期化すれば、日本経済の破綻に拍車を掛けていきそうです。矢張り、円高による貿易構造が崩壊し、それによる国家破産の可能性は高まってくるようです。財政上の問題は、国民や民間企業を始め日銀が半永久的に国債を購入していく余力がある限り、何時までも国家が財政的に破綻しないことは明らかでしょう。ですから財政や経済の専門家は国家破産なんて有り得ないと言っているのです。

 矢張り、不動明王さんが言われるように、真の国家破産は貿易上から来るものでしょう。その貿易上の破綻に、国家財政の破綻が相乗的に影響を及ぼして、最終的には関連し合っていくと言うことでしょう。いわゆる税収の悪化による歳入欠陥の増大化、歳出削減や増税政策の失墜乃至停滞などによる政府債務の増大、即ち国債発行の増大化、更には企業倒産や失業者の増大などの混乱が国家破綻や衰退・衰滅に拍車を掛けていくのでしょうか。
以下は本日10月3日付けの日経新聞で紹介されていた記事です。ご参考までにどうぞ。ご存じでしたら御免下さい。

2003年10月3日付け日経新聞紙報道
【景気回復は短命の恐れ】
景気は明るくなってきた。株価の急上昇、輸出の好調、設備投資の増加など景気回復を裏付ける指標は多い。政府の九月の月例経済報告も「景気は持ち直しに向けた動きが見られる」と基調判断を上向きに改めた。
 しかし本格的に経済が回復に向かったかといえば、そうはいえない。本格回復のためには輸出の増加と、設備投資の回復が消費増につながる好循環が不可欠だが、そううまくはいかない。

 まず輸出に問題がある。輸出は市場条件と価格条件とによって決まるが、市場条件は良さそうだ。アメリカの景気回復、中国の高成長は続きそうだ。だが価格に問題が出てきた。円高だ。為替レートは四−六月の一ドル=118円から最近では110円近くに上昇した。輸出の拡大と企業収益の増大が景気回復を先導しているだけに、円高が続けばマイナスの影響は大きい。
 
 第二は、消費の増加が乗数効果の低下のため小さいことである。現在は投資が増えて消費がそれにつれて増えるとはいえない。雇用がのびない。賃金が減る。医療費や年金の負担が増える。たばこやアルコールの税負担が増す。投資の乗数効果で消費が増え、国内総生産(GDP)が上昇するとはいえない。
 
 第三は財政の支出が減ることだ。財政消費は公務員の賃金を引き下げで伸びない。財政投資は公共事業の減少で低下する。財政投資は二〇〇三年度は五−六%減少するだろう。
 このように最終需要が増えなければ、設備投資の伸びも鈍ってくるだろう。景気回復は七−九月期、十−十二月期ぐらいまでは続いても、その後は怪しいと思う。
 
 景気上昇を持続するためには、最近の回復に安心することなく、金融・財政で後押しすることが重要である。
 幸い金融政策は福井日銀総裁になってから積極化している。日銀は当座預金目標を引き上げ、また、金融市場が不安定化する恐れがある場合には、残高目標にかかわらず資金を供給するとしている。これはいいのだが、問題は財政政策である。
 
 小泉首相は今年に引き続き来年も公共事業をさらに五%程度減らす方針と伝えられている。このような政策で景気回復は持続するだろうか。疑問である。財政赤字が一時的にも拡大しても、景気が回復すれば税収の増加で赤字は縮小する。財政支出の増加と減税を行うべきである。  
(越渓)
 

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